風見鶏の心得

現在,風見鶏の研究は自身の担当教官をはじめ,多くの人に技術協力をしてもらいながら,遂行している。


最近,担当教官と某地質コンサルの技術顧問の人と3人で話をする機会があった。

その時,風見鶏の持ち味は「高いコミュニケーション能力」だと言われた。

普通の学生では,自分の研究に対して,自ら外部の人に技術協力を申し出ることは殆どないらしい。
仮に申し出ても,協力してくれないことが多いらしい。
何を隠そう,その技術顧問の人も最近風見鶏の研究に関して技術協力を了承してくれた人である。

しかし,風見鶏自身,自分のコミュニケーション能力が高いとは思っていない。

ただ,昔より人と接することが楽になっただけである。


風見鶏は,ちょうど6年前になるが,2004年に当時アルバイトをしていた社長と出会ったことによって今のスタイルが確立した。

その社長は松下幸之助氏を非常に尊敬し,風見鶏にも著書を読み,考え方を学べと言った。

当時のアルバイトとは,教材セットで家庭教師を雇ってもらう営業のバイトで,周囲からは“怪しいバイト”ではないかと言われていた。

風見鶏自身,少々怪しいと思いつつも,“人との対応の仕方”を学ぶことが出来て非常に良かったと感じている。


今の風見鶏を知る人は,少々理解に苦しむかも知れないが,当時の風見鶏は人とコミュニケーションをとることが苦手だった。


特に初対面の人と話す時,自分から話しかけるようなことは殆どなかった。(話かけられれば対応したが…)

松下幸之助氏の著書や同氏のことを書いた書物を読みながら,営業のバイトをするにつれ,人と接することが楽になってきたのである。

そのが原因か,もともとの老け顔が原因か分からないが,同世代の人と比べられた時に“落ち着いている”と言われることが多い。


しかし,本当は同世代の人と何ら変わらないと自分では思っている。


ただ,風見鶏には以下のような“心得”を持って行動しているだけである。

● すべての出会いを大切にする

● 相手のことを自分のことに置き換えて物事を考える

● 見たものを素直に受け入れる

● 人を肩書きで接しない

● 自分に出来ること・出来ないことを理解する

● ホワイトワーカーにはならない

● 毎日必ず鏡を見て自分の顔をチェックし,笑顔をチェックする