室戸ジオパーク
こんにちわ。
風見鶏は12-13日と1泊で高知県の室戸市へ行ってきました!
ここは100年に1回のペースで起こる南海地震で地面が隆起(りゅうき:上昇する)する地域です。
ちなみに,風見鶏が現在住んでいる高知市は地面が沈降する地域です。
ちょうど安芸市(阪神タイガースのキャンプ地)付近がそのプラスマイナスが解消され地面の変動が少ない場所です。
室戸はこの隆起する地域にあたるため,海岸からすぐ断崖絶壁となります。
この地の海岸沿いは特に地質的に面白い場所が多く,室戸市をはじめ高知県は「室戸ジオパーク」として世に送り出そうとしています。
ちなみに,ジオパークとは,地質的価値のある場所を一般の人に親しめるように整備した場所です。
ジオ(Geo)とは地質,パーク(park)は公園・・・つまり地質の公園という感じです。
このジオパークは世界中に存在しているが,この審査がかなり厳しいらしい。
いわゆる地質屋と言われる専門家がみて分かっていてもダメで,
いかに一般の人への普及活動を継続的に行なっているか,なども対象となるようだ。
この点,室戸はあまりよろしくなく,2年前に日本初のジオパークを作ると言う時に応募をしたものの落選したのだ。
去年,世界に認められた。
風見鶏は去年の夏に糸魚川に行って現場を見てきたが,確かに室戸よりしっかり整備されており,室戸はまだまだだなと痛感した。
今回は大学院の授業で室戸へ行ったのだが,担当の先生より,今回の見学地はブログなどに公表しないでくれと言われたので
場所や写真などは公表できません。(すみません)
今まさに研究対象の現場で,学会などで発表しようと考えている場所だからです。
こんなブログは見ている人は限られているでしょうが,ヤフーなどの検索でキーワードがヒットしてもいけないので
あえて,支障のあるキーワード(専門用語など)は書いていません。
本当は色々,写真などもあるんですが,残念です。
来週は足摺岬に行ってきます(^_^)