普通とは何か?

ふと「普通とは何なのか?」と思った。


その原因は民主党参院選CMである。

CMでは、「普通の生活、普通の〜」と普通を強調しているだけで具体性に欠ける。


では「普通」とは何なのか?


一般的と言うことなのか?

では、「一般的」とは何なのか?




そもそも「普通」とは人それぞれ違うもので、非常に感覚的な言葉だと思う。



例えば、毎日、ステーキや寿司などを食べる人にとって「ステーキや寿司」は「普通」であり、「ステーキや寿司」を食べれないことを「普通」ではない、「貧しい」と感じる。


逆に、年に2〜3回しかステーキや寿司を食べれない人もいる。その人にとって「ステーキや寿司」は「普通」ではなく「ご馳走・贅沢」となる。



つまり、「普通」と言う言葉は非常に曖昧で、使い方を間違えると大変なことになる。


その意味で、民主党参院選CMは具体性に欠け、信用が生まれない。


一方、自民党参院選CMは「1番になりたい」を重視した内容で、「モノ造りで1番」、「教育で1番」と具体性は民主党よりあると思う。
(もちろん実現できるかどうかは別の話)



高度成長期の日本では「日本が世界と張り合う社会を目指す」と言う大きな目標があり、具体的に「何年でGDPを何%上昇させる」と掲げ、そのために色々挑戦してきたはずだ。もちろん、そのために大きな代償もあったはずだ(例えば、公害など)。しかし、そのお陰で、世界の中で日本は恵まれた国に成長したと思っている。





風見鶏は支持政党を持たない、俗に言う無党派層だが、各政党に求めることは



具体性に富んだ、説得力のある政治をして欲しいと思う。

仮に若干無謀な内容でも、具体的で説得力があると、国民も「よし!やってみるか」となると思う。





以上、真夜中の戯言でした(^-^)/

(注)あくまでも風見鶏の意見ですので人によって意見が異なると思います。